2022年の行政書士試験問題の振り返りと2023年の展望を紹介していきます。
先週、2022年の行政書士試験が行われました。
様々な予備校さんや受験生が感想を述べていましたが、実際どうだったのでしょうか。
まとめてみて、そして2023年の展望を紹介いたします。
2022年の行政書士試験は難化傾向?それとも易化傾向?
2022年は結論としては、去年と同じくらいの11%~13%くらいの合格率に落ち着く気がします。※行政書士試験委員の方々の裁量もありますので、あくまで仮説です。
記述式で多少の調整は入ると思いますが、従来よりは難しくはないですが、
それでも受験生を引っ掛ける問題も多くありました。
全体としての難易度
行政法・民法はある程度の難易度で、解けなければ実力がまだまだ基礎にぐらつきがあるのではないでしょうか。
記述式は3問中少なくとも1問は皆かけたのではないかと思います。
憲法・基礎法学の難易度
かなりの難化傾向にありました。この流れは2023年も続くと思われます。
近年、受験生の対策レベルも上がってきておりますので、憲法・基礎法学で調整されている節を強く感じます。
弁護士の短答試験なみの難易度とも言われています。
7問中3問獲得できれば御の字ではないでしょうか。
行政法の難易度
行政法は割と近年と比較して簡単な方に部類されるのではないでしょうか。
すべての問題に正解できればいいのですが、なかなか疲れや緊張もありますので、
数問のミスまでは問題なく取れれば全体で合格点の180点を超えていたのではないでしょうか。
19問中16問は確保したかったと思います。
民法の難易度
民法もAランクBランク問題がわかりやすく、6問は獲得できたのではないでしょうか。
基本的にはCランク問題が民法もありますので、9問中6問は解けたら十分でしょうあ。
商法・会社法の難易度
今年は商法・会社法も難易度が高かったです。
「特別支配株主」なんて9割以上の受験者は知らなかったのではないでしょうか。
それでもなんとか粘って5問中2~3問は獲得したいところでした。
一般教養の難易度
今回は「IT・個人情報保護」「並び替え」は割と素直な問題でした。
全問正解できてもおかしくはありません。
政治経済は特に難しいので、14問中6~8問くらいで十分でしょう。
記述式3問の難易度
行政法の「義務付け訴訟」が一番解きやすい問題でした。
民法の「無権代理」は解きやすい問題で、
「妨害排除」の論点は少し複雑だったので部分点で問題ないと思いました。
問題文が長文でひっかけ要素もありましたので、
しっかりと記述式の対策が必要だったのではと感じますが、
それでも対策なくても今回は60点中30点程度は獲得できたのかと思います。
2023年行政書士試験の展望は?
2023年も憲法・基礎法学が難しい流れは続くでしょう。
憲法の条文を暗記するだけでは歯が立ちません。
行政法・民法は8~9割は取れると思いますので、
全勉強時間の8割超はこの「行政法・民法」に時間をさくべきです。
「商法・会社法」は対策ができれば最高ではありますが、
それでもなかなか対策時間含めて厳しいかもしれません。
会社法は「非公開会社・公開会社」「発起設立・募集設立」の違いくらいは覚えておいて損はありません。
一般教養としては「個人情報保護・IT・並び替え」はしっかりと暗記して得点源にして脚切りを回避しましょう。
まとめ
2022年の行政書士試験問題の振り返りと2023年の展望・傾向を紹介しました。
各問題の復習は一旦おいておき、まずは心と体の休息に時間を当ててくださいね。
まだ時間はたっぷりありますので、行政法・民法の基礎から取り組むのがいいでしょう。

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