【法律を学ぶ前に抑えておきたい】行政書士試験の勉強をする前に知っておきたかった法律の基礎①としてリーガルマインドの説明をしていきます。
リーガルマインド(法律的思考)という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
こちら辞書にも載っている単語になりますが、初学者やリベンジ組でも聞いたことがない人も多いかもしれません。
なぜなら予備校でも問題を正しく解く方法だけを教えることが多く、
こういった大枠に触れないことがほとんどだからです。
リーガルマインド(法律的思考)ってなに
リーガルマインドとは以下の様に辞書に定義されております。
リーガル・マインドとは、一般に、「法律の実際の適用に必要とされる、柔軟、的確な判断」をいいます(池上秋彦ほか編「デジタル大辞泉」)。
これだけだとリーガルマインドがなにかよく分かりませんよね。
私は以下の様に認識しております。
リーガルマインド=法律に関する物事の適応の有無、公正であるかどうか判断方法の考え方です。
定義化してもなかなか理解しづらいですね。
例として出すと憲法では「基本的人権の尊重」は侵すことのない永久の権利として国民は保護されています。
あるA市がこの基本的人権を侵すような強制労働と徴兵令を条例を制定し、条例に基いて行使したとします。そうするとこの条例は違法でしょうか。
感覚で分かると思いますが、当然に違法になります。
国民が訴えればA市は100%負けるでしょう。
これは皆さんが学生時代に学んだであろう以下の憲法があり、
憲法が一番偉い(憲法はすべての法律の基礎になる)と知っているからです。
例え89条を知っていなくても憲法で基本的人権は守られてなかったっけ?
と思う正誤判断の感覚で、国民側が不利になり公平な成立じゃないと思う考え方こそが、リーガルマインドと言えるでしょう。
ちなみに世間一般的にはリーガルマインドを言われていますが、
私はリーガルシンキングと密かに名付けています。
リーガルマインドが身についていれば問題が解ける
タイトルでもりすぎでしょと思うかもしれませんが、行政書士試験の問題は60題あり、
その中で、合格者でも自信をもって答えが出せるのは30問程度ではないでしょうか。
そこからは二択だったり、三択、さっぱりわからない問題に対してなんとか解いていかなければなりません。
もちろんすべて暗記していて、瞬時に判断できるのが一番ですが、そんな問題は出題されて20問~40問程度で、すべて簡単なAランク問題は出題されません。
ではどうアプローチして解答にたどり着くのか。
それはこのリーガルマインドを駆使するしかないと感じています。
二択まで絞り込んだとしてもどちらの解答が正しいかわからない。
その時にはこのリーガルマインドを駆使して解いていきましょう。
適当に50%のどちらにするより明らかに正解率が上がります。
私は本試験では10問二択で手が止まりましたが、8問正解することができましたので、かなり効果があると信じています。
リーガルマインド(法律的思考)の身につけ方は
ここまでの話でリーガルマインドの重要性を分かっていただけたと思います。
具体的なリーガルマインドの身につけ方は、普段の勉強と異なるアプローチです。
スポーツに例えると皆さんはやればやるほど感覚で動ける様になった経験があるのではないでしょうか。
それは野球だったら素振りを何千、何万回と繰り返したから。
サッカーだと、何回もドリブルして練習したから。
リーガルマインドも一緒です。ただ問題を解いて正誤で一喜一憂してはいけません。
○○だから→✕✕という結論が出たんだ。
この○○は条文で書かれているから。法律で除外されているからなど多岐にわたりますが、リーガルマインドを意識しながら法律を見て問題を解けば解くほど、感覚が身についてきます。
リーガルマインドは筋トレと似ていますので、一長一短では身につきません。
ぜひともまずはリーガルマインドを意識しながら問題を解いて、法律や条文を見てみてください。
リーガルマインド(法律的思考)まとめ
最も法律で重要なリーガルマインドを紹介させていただきました。
これさえ身につけばかなりの確率で行政書士試験であれば突破が可能ですので、
初学者でも最初から意識する癖をつけてみてくださいね。
他の行政書士試験の勉強をする前に知っておきたかった法律の基礎まとめはこちらです。合わせて見ていただき、学習効率を極限まで高めてくださいね!

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